December 01, 2010

藤かご職人

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藤かご作りの講習会に、家族で行ってきました。

先生は、山仕事の達人。
山のもので、生活の道具をほいほいっと作ってしまうスキルをお持ちです。

昔の人の知恵って、本当にすごいなと思うの。
知人にこういうの作れる人がいて、憧れていたんですよね。

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藤かごの材料になるのは「アオツヅラフジ(青葛藤)」という植物の蔓(つる)。

アオツヅラフジは、細い蔓を伸ばす落葉低木で、ハートみたいな葉っぱと、
ブドウみたいな青い実が目印。

夏に山に行ったときに、場所を覚えておいて、
秋、つるが枯れた季節に採りに行くの。

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それがこれね(↑)。
太いのや、細い蔓。
80cmくらいに切って使うの。

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【藤かご作りのコツ】
まず、4本と4本を十字に束ねると、中心から16本生えている。
わかります?

そのうち2本をひもで括って、1本と計算するのが『唯一のコツ』なんです。
15本にするの。

藤蔓を、上下上下って編むでしょ。
2周目は、下上下上って、編まないといけないの。

だから15本。
「奇数」だと、2周目のひもが互い違いになるんだね。

(藤かごの細かい作り方はこちらでも紹介されています→「山の麓の工房から」

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細い蔓から、少しずつ太い蔓へ。
あとは、ひたすら巻く。

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ぐるぐる。

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緑色のつるも巻いちゃう。ぐるぐる。

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立ち上げながら、少し太めのツルをぐるぐる。

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なんかぐるぐるが、楽しくなってきた。

時間が来ちゃったけど、弁当も食わず、
みんな、ぐるぐる巻いてる。

これホント、楽しい。
「食事を忘れるほど楽しい」なんて、ずいぶん久しぶりの感覚だもの。

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2時間半で、完成。

やったー。素人でも、こんなに立派な「藤かご」作れちゃいましたよ。
藤かごから、あふれんばかりのスローライフ感。

このワークショップ、めちゃくちゃ充実感あるんですけど。

「パパー。ヒメも作ったよー」

ん?熱中しすぎていて、子供のこと忘れてた。
ヒメは何を作ったの?

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「弓矢」

また、それか。
原始人か、お前は。


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藤かご、早速、家に持ち帰り、野菜を詰めてみました。
土の野菜が、素敵なくらい似合うなぁ。

決めました。
頑張って、修行して、藤かごを作れる男になります。
毎年秋は、藤かご職人。


えっ。料理人ですか。
そっちも、ちゃんと修行してます(汗)。


bluetailhappiness at 00:16│Comments(13)TrackBack(0)clip!日々のあわ 

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この記事へのコメント

1. Posted by 。   December 01, 2010 01:57
ほんと、お野菜がよく似合いますね。

手仕事って、どんなものでも、
おにぎりにたどりつく気がするの。

おむすび=
人と人、人と自然をつなぐもの。
お料理にだって、つながってますとも!

あ、だからって、魯山人は目指さないでね。
あなた、
登り窯から作り始めそうだから。(;^_^A
2. Posted by Levi   December 01, 2010 06:21
こんにちは

手作りのカゴ良いですね。
お野菜が似合います。

農家の人が冬にわらじを編んだり、毛糸を紡いでセーターを編んだりするのに今だに憧れています。

PaPaさん本当に器用ですね。
尊敬します。



3. Posted by gooetime-masuho   December 01, 2010 08:15
山の師匠G馬先生のミニつる籠クリスマスバージョン入荷致しました。
破格値、数量限定です。
           by 木の国や(探してきてねぇ~)
4. Posted by papa   December 01, 2010 09:20
もさん。
魯山人は、すごいなと思う。
オールマイティだもの。

でも、オールマイティを目指す人って、心のどこかが欠けていて、それを埋める術を知らない人だと思うの。
なんとなく、気持ちが分かるのです。

おむすび、ひとつを美味しく握れる。
そういう人になりたいと思います。

そういうわけで、料理ちゃんとやります(笑)。
5. Posted by papa   December 01, 2010 09:21
Leviさん、そんなに褒めたら、本当に職人になっちゃいますよ。

でも、どこに生えてるか、まだ見分けられないんですよね〜。
6. Posted by papa   December 01, 2010 09:24
>山の師匠G馬先生のミニつる籠クリスマスバージョン入荷

よーし、みんな「木の国サイト」へ急ごう!

【木の国サイト】
〒400-0211 山梨県南アルプス市上今諏訪850-1
  電話番号  055-284-8888

http://www.kinokuni.gr.jp/

宣伝しときましたっ。
7. Posted by ちょちょこ   December 02, 2010 09:20
初めてコメントさせていただきます。
たまに遊びに来ていますが、
いつもステキな記事ですね。

藤籠、私も作れるようになりたいです。
手作りって、作る楽しさもですが、
この大きさ、深さ、というジャストサイズで、この世に一点だけの満足の物を得られるっていうのも嬉しいことですよね。
なんだか癒されるというか

藤カゴ、私も機会があれば挑戦してみたいです♪
8. Posted by papa   December 02, 2010 10:06
ちょこちょこさん、はじめまして。

お百姓は、百の姓(職業)をこなしたから、
その名前があるといいます。

料理人だから、料理だけというのもアリですが、いろいろなスキルをこなせるようになる「人生の達人」のような生き方に憧れます。

美味しい漬け物を付けたり、野菜を上手に作ったり、
藤かごを編んだり。
昔の人はそういう感じで、必要なものは自給する「つくる暮らし」を営んでいたんですね。

クラフト、楽しいですよ。
ぜひ挑戦されて下さいね。
9. Posted by まりぽさ   December 02, 2010 22:06
うちの旦那さんが、散歩中に見かける植物で、ずっと名前を知りたかった植物が『アオツヅラフジ』!だったそうです。
「papaありがとー」って大喜びしています。
それにしても、素敵なカゴが出来上がりましたね♪
papaさんのことだから、気がつけば、どっぷ〜りカゴ職人の道〜、なんて(笑)
でも、それもそれで楽しそう。
時間を忘れ、楽しくハマるって最高〜!!!
早速、明日以降、旦那さんにアオツヅラフジを収穫してきてもらいましょー(^^)
10. Posted by papa   December 02, 2010 23:15
まりぽささんのとこの裏山も、またなんでも生えますね。
良いなあ。
僕も、そういう山が欲しい。

>どっぷ〜りカゴ職人の道〜

ふふふ、本気で考えてたりして。
11. Posted by goodtime-masuho   December 03, 2010 18:39
>http://www.kinokuni.gr.jp/

残念!!山梨県木材協会 木の国や は

   こちら↓
http://www.y-wood.com/

お間違いなく!!
12. Posted by ひろこ   December 09, 2010 22:29
papaさん
はじめてコメントします。
こっそりブログみていました。
復活されていてとても嬉しいです。

籐のかごだいすきで、以前スロベニアに住んでいたときに友人のお手伝いで作ったことがあります。山梨でも体験できるのですね!いってみます。
13. Posted by papa   December 09, 2010 23:52
僕の人生で「スロベニア」という言葉に、初めて出逢いました。
知らないこと多いのです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/スロベニア

↑ wikipediaで調べて来ちゃった。

緑の宝石、と呼ばれる、美しい国。
素敵なところなのでしょうね。

藤かごのワークショップ、今度、お手伝いしに行きます。
是非いらして下さいね。

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