December 02, 2010

森の歌

PA110317

誰もいないところ。

夜は目を開けていても、何も見えない山の中。
光もない、音もしない。

友達の家は、「良くこんなとこ住むよな」と10人中、10人が云う山奥。
木こりや炭焼きの人が住んでいた古い集落だけど、
あまりに不便で、もうその友達くらいしか住んでいないの。

寂しいとか、思わないの?

「東京から移り住んできて数年は、何でこんなところに来たんだろうって、
 寂しくて、寂しくてしょうがなかったよ。
 夜は怖かったし。

 でもね、森の歌が聞こえたんだ。

 木も、草も、動物たちも。
 たくさんのいのちがあって、僕らとつながってる。
 ひとりじゃないんだって、思ったら全然、寂しくなくなったんだよ」


昔の人は、そんな風に森と対話していたのかもしれない。
いつか僕も、そんな森の歌が聴けたら良いなぁ、と思うんだ。


bluetailhappiness at 23:43│Comments(8)TrackBack(0)clip!例えばこんな話 

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この記事へのコメント

1. Posted by 。   December 03, 2010 00:41
おばば「風の音が聞こえる・・・」
おじじ「え?空調だよ。」

おばば「森の妖精たちの歌声が・・・」
おじじ「幻聴(そらみみ)だよ。」

おばば「♪そぉ~の舟ぇを漕いで行けぇ~」
おじじ「“そらふね”を歌ってどうする。」
(-_-メ)

おばば「雨音が、リズムを奏でてる・・・」
おじじ「市内、大雨・雷・洪水警報だと。」
おばば「おー・まい・ぶっだ!(←仏教徒)」

確かに、町なかで、自然の音に耳をすませるのは、
難しいですね。(*^_^*)
2. Posted by Hanae   December 03, 2010 07:05
papaさんのブログ大好きで、いつも楽しく読ませてもらってます。生活がシンクロしているのか、ありがたい情報をよくよくいただいています。

このお友達の言っていること、少しわかる気がしています。
私もNZに住み始めて、すごくホームシックを感じています。でも庭にでて、植物がすくすくと育ち、鳥や虫が生活している中に佇んでいると、「つながっている」って感じられます。

私の場合、日本が恋しい気持ちには変わらないんですが(^^;)、でもすごく助けられていると感じます。
3. Posted by papa   December 03, 2010 08:09
もさん、朝から漫才系ネタ。

>おー・まい・ぶっだ!(←仏教徒)

仏教徒って、そうなの?
ワールドワイドな表現だと思いました。
4. Posted by papa   December 03, 2010 08:21
Hanaeさん、こんにちは。

どこの国に行っても、日本人に見られることのないパパです。
でも、すぐにホームシックにかかります。
日本食食べないと、生きていけません。

みーんなが生きていて、みんなつながっている。

自分で木を切り、野菜を作るようになって、はじめて分かったことです。

昔のお百姓さんは、ちゃんと聴こえていて、
一緒に暮らしていたんだと思うんですよ。
5. Posted by さくさく   December 03, 2010 08:52
papaさん、こんにちは。

森の中のような場所に住むと、
自然との繋がりだけでなくって、
友人や家族やいろんな人が遊びに来てくれて
人との繋がりも
ビリビリと敏感に感じられるようになる気がします。

人間は、たくさんの生き物を殺して生きている。
人間は、たくさんの生き物がいなきゃ生きられない。
分かってるつもりなんだけど、
日常に紛れてしまって、すぐに忘れてしまいます。
その大切さ、思い出させてくれて、
ありがとうございました!!
6. Posted by 。   December 03, 2010 09:59
『おー・まい・ぶっだ!』は、
いちごさんのお兄さま(真言宗のご住職)が、
ご自分のブログで使ってらしたのを、
勝手に使わせていただいてますの。
はい、パクりました。(*^_^*)

昨夜の雷は、すごかったです。
かみなりは、神成り・・・
古代、農耕と村と信仰と自然とは、
同一線上のものだったのです。

人は、自然と一つであり、
その理を識ることが、
農業であり、政であり、
共生であり、信仰でした。

ですから、答えはいつも、
自分の内側にありますのよ。
生命としての記憶の中に。

でも、なぜか、人は、
答えを外にばかり求めようとするのね?

自然の声が聞ける人は、きっと、
ご自分の内なる声にも
耳を傾けられる人だと思います。

冬は、星もきれいです。
見上げてると、
金属楽器のような澄んだ音色が、
聞こえてくる気がします。
鉄の火箸で作った風鈴があるでしょう?
あんな音・・・

おじじ「幻聴だよ。」

はいはい。(-_-メ)
7. Posted by papa   December 03, 2010 23:28
こんばんは、さくさくさん。

僕も50くらいになって、子供が離れていったら、
もう少し山奥に移り住んで、自給自足の生活をするのが夢です。

宿をやりながら、昔ながらの暮らしを再現してみたいなぁと思っています。
いつかのお話しですけど。
8. Posted by papa   December 03, 2010 23:30
森の歌。
星の音。

ひとつのシャーマニズムですね。
それは科学的ではないけれど、とても美しいと思うのです。

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