July 2011

July 31, 2011

Ohana Before & After 1)キッチン編

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一番最初、なーにもする前のキッチン。

古いけど、ほとんど価値のないものが、ゴロゴロ。
5年以上前に、賞味期限の切れた醤油。
スス汚れた、天井。

でも、光と風の良く入る部屋の、古びた感じは好きでした。
出来るだけこの雰囲気を残したリフォームを、していこうと決めたのね。

で、できあがりは、こうなりました(↓)。
Before → After。

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July 28, 2011

家の寿命、古い家の価値

アプローチの手すりを作っています。

炎天下の作業は、暑っついですね。
それでも古い家の中は、涼しいのが不思議。

しばし休憩。

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大工さんとあれこれ、話に花が咲きます。

僕の家を手伝ってくれてる大工さんは、古い大工道具を使いこなし、
左官仕事もやる、家具も作るの、オールマイティ。

建築のことも、いろいろ詳しいのです。


僕が、
「今の家は30年しか、もたないですよ。
 100年、200年もつ昔の家のほうが優れていると思う」
・・そんなことを云うと。


「パパ、それは違うんだ」

 大工さんが云います。続きを読む

July 27, 2011

夏休みの計画

店作りが忙しくて、気がつかなかったけど、梅雨が終わっていたらしい。
あれ、もう夏休みですか?

ヒメ@7才の夏休みの計画。
「お家の方と相談して、決めましょう」書いてあるけど、パパには何の相談も無かったですよ。

・・どれどれ。

pm9時就寝。am6時起床。
うむ。感心である。

そういえば、早寝早起きは、彼女の得意技らしい。


そんな彼女が、夏休みに挑戦してみたい運動(↓)。

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『スキーをする』

そのとなりに先生の「どこで??」と、先生のツッコミが入ってる。


・・・。
僕は、パタンと夏休みの計画書を閉じた。
窓の外、遠く氷の国を思い浮かべる。

たぶん、彼女はペンギンに会いに、南極に行くのだろう。


bluetailhappiness at 00:30|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!日々のあわ 

July 25, 2011

ロケットストーブ 4)黄金の粘土

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Ohanaの『ロケットストーブ2号製造計画』、いよいよ佳境です。

本日は、長野のベテラン左官「まつだ左官」さんにお越し頂いて、
「ロケットストーブ」に使う粘土を作ります。


より完成度の高い「ロケットストーブ」を作るためには、
本職の左官の技術が必要になります。
しかも、土壁に精通していて、ベテランで、
「土でベンチシート作って」いう無理難題を、面白がる左官屋さんじゃないとダメなの。

そんな一風変わった職人さん、いるの?

・・と、あっさり見つかったわけで。
こういう「引き寄せ」は、得意なのね。

彼の指示で、古民家を解体したときに、集めておいた土壁に、
庭を掘って見つけた新しい粘土を、1/4ほど加えました。

古い土壁は、水を加えることで再利用可能ですが、
やっぱり力が弱くなっているので、新しい粘土を足してやると良いのですね。
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July 24, 2011

原子力を作る人、電気を使う人

ラジオで国会答弁を聞いていると、滅入ります。
この国は、何を学んだんだろう。

原子力に賛成、反対。
意見は求められるけど、結局、ずるずる同じ路線に戻りつつあるように見えます。

それも、選択肢として悪いことではないのかもしれない。
原子力を再開させたいというなら、僕はそれでも良いと思うのです。


ただし、福島でなにがあったのか、詳細に包み隠さず、私たちが理解出来るように、説明する義務が、東電と政府にはあります。

もし、それを把握していないのなら、それはイコール危険性を把握できていない、ということになるから、再起動は出来ないし。
把握していて、公開できないというのであれば、安全性に疑問符がつきますので、再開は容認できません。


政府は、エネルギーの自給が出来ないことを理由に、原子力発電を再開しようとしています。
認識が甘いでしょ。

認識の甘さが、今回の事故を引き起こしたことを、理解して欲しい。



原子力を作る人、電気を使う人。
みんな同じ星にいるのですから、考え方は違えど、立ち場所は同じです。

いつまでも、みんなで暮らせるように。
長い目で見て。

悩んだら楽な道より、大変な方を選んだ方が、おおかた間違うことはないと思うのです。


July 20, 2011

原子力ターニングポイント

原発事故から、4ヶ月経ちました。
今日は、ひとつ、問題提起をしますね。

原発、まだ使いますか?

今日発表された自民党の基本政策では、自然エネルギーで【原子力】の代換えは困難ということを理由に、原発起動、現状維持の方針です。
その裏側で、節電で生まれた東日本の余剰電力を、西日本に売電することが検討されています。

はい、これ(↓)。



いろいろ意見はあると思うの。
どう思われるでしょうか。


変わらなければならないタイミングというのがあると思うの。
そう、【ターニングポイント】。

変わる、変わらないは自由ですが、ターニングポイントで変わらない場合、
強制的に変化を促すイベントが起きることがあります。

もう一回、強制イベントやります?


人間は、与えられたものだけで生きていけると思う。
自分に与えられていないものを、得ようとするから、無理が出る。

自分たちさえ良ければ「良い」とする社会の中で、
僕たちは、必要以上に、エネルギーを使いすぎていました。
その影で、どれだけのものが失われてきたか、私たちは知りません。


代替エネルギーをどうするかではなく、
危険な原子力をどう始末するかではなく、
原子力を安全に使うためにはどうするかでもない、と思うの。

だって、どんなエネルギーに替えても、使う私たちの意識が変わらなければ、
今までと一緒だから。

「危険だから原発廃絶」も、それだけじゃないと思う。
だったら、安全にすれば良いじゃん。そういう話になる。
それじゃ、100年経っても、原発に依存してますよ。

そして・・
大きすぎる装置産業は、私たちを幸せにはしません。
便利であることは、素敵なことだけど、気をつけないと大事なこと忘れちゃうから。


うん。

西日本に売電してても良いと思うのね。
車でドライブも楽しいし、いろんな美味しいものも食べたい。
クーラー使っても良いと思う。
暑いし。

でもね。
忘れないで欲しいの。

今の私たちの生活は、『持続可能なもの』ではありません。
いつか壊れる。

僕か、子供たちか。
その時、誰かが、本当に悲しい想いをします。

もう、誰かが泣かなくても良いように。
・・未来を、少しだけ変えてみませんか。

変えるのって、難しくないんですよ。

徹底的に、節電してみるのも面白いですよ。
不便さの中で、俺、こんな工夫してるよって、自慢するのとかどうでしょう。
自然エネルギー利用の工作に、ハマるのも良いよね。

今までとちょっと違う幸せ、探してみませんか。

遊ぶこころで良いと思う。
幸せな気持ちは、人に伝わりやすいから。


怒りのエネルギーじゃなく、対立する運動でもなく。
楽しい気持ちが、僕たちの世界を変えると思うんです。


July 19, 2011

5分で分かる「アースバック工法」

アースバック工法という建築方法があります。

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英語で書くと『Earth Bag Tech(地球袋工法)』。


麻の袋に土を詰めて作る「土嚢(どのう)袋」を積み上げて、
家を造っちゃうユニークな建築方法です。
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bluetailhappiness at 02:00|PermalinkComments(11)clip!例えばこんな話 

July 15, 2011

引き寄せの法則と三角の石

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ある日、道を歩いていたら、石が落ちていた。
石は云う。

「ずっと長いこと、古いお家の石垣として働いていたんだけど、
 新しいフェンスを作るから、ぼく、もうお払い箱なんだ」

ほう。そうですか。

この世界は、僕たちが強く願うイメージのとおり、形作られる。
『引き寄せの法則』ですね。

でも、なんだろう、神様。


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どうして僕の引き寄せるのって、こんなんばっかりなんだろう。
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