ＢＬＵＥＴＡＩＬ　ＨＡＰＰＩＮＥＳＳ

こういう話聞くと携帯は敵だと、
信じてしまいますよね。

日頃から知らなかった身近な危険性を指摘されると、パニックになります。
知らないから、不安になるし、
見えないから、恐怖を感じる。

なんか、幽霊かお化けみたい。


まず、ごめんなさい。
先ほどの話は、本当のことに、嘘が混ざっています。

統計学のデータは数値は合っていますが、わざと情報を伏せている部分もあります。
電磁波の危険性を訴えるために、若干、誇張されたデータです。

具体的な数字が入ると、信じてしまいがちです。

携帯ポップコーンは、トリックです。
（詳しくはこちら→【携帯ポップコーンを検証】）

ポップコーンは、乾燥コーンを１００℃以上で水蒸気爆発させて作ります。

電子レンジで作るポップコーンも、簡単じゃない。
熱を作り出す「特殊なフィルム」や「大量の油」が必要だし、
携帯電話が最低でも２００台以上は必要です。

携帯は強い電磁波出すけど、ポップコーンは理論的に『無理』です。


だからって、【電磁波】は安全ではないですね。
その辺は、北の友人の方が詳しいけど。

ICNIRP（国際非電離放射線防護委員会）の「２ｍＧ（ミリガウス）は危険」と、
「1ｍＧ（ミリガウス）以下で一般人安全ライン」というのが、ほぼ『世界の共通認識』です。

しかも、『２ｍＧ（ミリガウス）』なんて、すぐにいっちゃう。

【家電別 ２ｍＧに到達する距離】

電球型蛍光灯 　　　　　 １～２㎝
ノートパソコン 　　　　　 １～２㎝
ラジオ　無銭ＬＡＮカード　２㎝
デスクトップパソコン 　５～１０㎝
テレビ 　　　　　　　　１０㎝
蛍光灯　　　　　 　　　２０㎝
トースター0.6Ｋｗ 　　　３０㎝

これ以上近づけば、２ｍＧの危険領域に達します。
簡単に、リスク上昇。

電子レンジ、電気毛布・カーペット、ＩＨ調理器については書かない。
アホみたいに数値高いから。

気がつけば、そんな電気製品が家中、ゴロゴロしてる。

最も有効な対策は、「家電から離れること」です。
発生源から離れれば、距離の３乗でどんどん電磁波は弱くなる。

パソコン２０ｃｍで、かなり電磁波は消えますから。

知れば、対策が練れます。
それが知識を使うってことだって、思うの。


じゃあ、「普通の携帯ならポップコーン作れないけど、
電磁波最強の最新型のスマートフォンならいけるんじゃない」
と、思った人います？

はい。
スマートフォンで、実験した映像を見つけました。

【ｉＰｈｏｎｅでポップコーンを作る】

スマートフォンは、たった一台でポップコーンを作れます。



こりゃ、確かに危険だわ。


話を戻しましょう。

放射能は危険だと云われます。
僕は必要以上に意識するべきではないというとこにいますが、
もちろん、それが安全ではありません。

でも、なぜ今、放射能はそんなに危険なのでしょうか。

放射能の発がん率の高さより、
２ｍＧの電磁波の発がん率の方がリスクが遙かに大きいのに、
それを主張する人はありません。

原発の側にも、反対派にも、
意図的に嘘を使って、情報操作している人がいます。
正しい、間違っているを問い糾す気は、無いけれど。

情報は多いけど、逆に本当のことが見えなくなっています。

放射線の人体に対する影響は、分かっていない点が多いの。
微量の放射能の影響が、人体に及ぼす影響はもっと不明です。

急性の強力な放射線であれば、人類を滅ぼすのに十分ですが、
微量の放射線の上昇には、進化で対応できる可能性もあります。
もちろん、できない可能性もあります。

考え方の違いは、人類が続いていくための『多様性』のひとつの形だと、僕は思うの。

放射線から早めに避難した人が生き残るかもしれないし、
高めの放射能にも対応できるようになった人の子孫が、宇宙に旅立つかもしれません。

・・・なんて、考えもあるけど。
後半、ちょっと無理があるか。


でもね、人の不安に訴えて、何かを変えていこうというのは間違っていると、僕は思う。
それが例え誰かのためという気持ちであっても。

僕たちは、ネガティブな側面も知らなくてはいけない。
でも、それを伝えることは、とてもデリケートな配慮が必要だと思うの。


知ることは大切。

でも、
知識は、時として人に先入観を作ります。
先入観で本当のことは、絶対見えない。

知っても鵜呑みにしないで。
それを自分なりに使ってみて、考えて、選択して。
その経験から得たものだけが、本物です。

そこから生まれる「知恵」が、僕たちが信じられる本当のことだと思うの。