June 13, 2010

ビオベッカライ・コミンカ

週末を使って長野県小谷村にある、
『ビオベッカライ・コミンカ』に行ってきました。

メイン棟










長野でもかなり山深い土地。
築100年を超える古民家がたくさん残る、日本の原風景をとどめる小さな村。

この美しい土地で、
友人のティルが、
マクロビオティックのドイツパンを焼いています。


小谷の古民家は、色鮮やかな大きな屋根を持ち、
冬の厳しい積雪に耐えられる太い柱を持つ、立派な作りのものが多く残っています。

ゆめ











黒澤明監督の遺作『夢』のラストシーンを思い出しました。
こういう風景は、どんどん失われつつあります。

人が住まない家は、僅か数年で朽ち果ててしまいますから。

わきみず











冷たい湧き水。
こんこんと湧き、村人の生活を潤してくれます。

この水で焼く、ティルのドイツパン。
酸味の効いた100%サワー種のブロート。

ぱん











100%サワー種で作るパンは、とても手間がかかるのです。
『ビオベッカライ』のパンは、都内の自然食品店からオーダーがかかるほどの人気。

パンにもお菓子にも、ティルの職人としての誠実さと、愛情が映ります。
その一途な思いが、僕にはとてもまぶしく映るのです。


天気も良かったし。
山の上の田んぼで、一緒に、田植えを手伝うことになりました。
一本ずつ手植えです。

そらがうつる











山の一番上にある田んぼ。
水面に美しい空の青色が映ります。

ここでの時間は、時々、止まっているように感じる。

山間











美しい土地。
ティルがこころから愛する、小さな村。
冬は長く厳しい。

なーにもなくて不便だけど。
ビジネス的に見て、こんな山奥じゃ大変だけど。

なぜか、ここで生きることを夢見てしまう。
それは、自然の厳しさを知らない僕の甘い考えかもしれない。

でも。
そんな生き方が、したい。
不器用でも良いから、自然の中で、誠実に生きてみたい。
ただ自分にも、人にも素直にありたいと、いつも思います。

生まれてから、死ぬまでの、
この旅のどこかで、そんな自分の場所を、僕はこれから見つけます。


『ビオ・ベッカライ・コミンカ』
〒399-9511 長野県北安曇郡小谷村中土2216
   0261-82-3605 (tel & fax)


bluetailhappiness at 22:14│Comments(2)TrackBack(0)clip!旅の記憶 

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この記事へのコメント

1. Posted by Levi   June 14, 2010 13:46
こんにちは

素晴らしい風景ですね。
ホント、日本の原風景ですね。
ここでは、村の人々が助け合って生活しているんでしょうね。
便利で快適そうだけど、人が倒れていても知らん顔で通り過ぎる都会は怖い所です。
お友達がスーパーでいきなり叩かれたりしたし・・


あ~、ドイツパン・・・食べたい。
2. Posted by papa   June 14, 2010 22:16
こんばんは、Leviさん。

ここって、ガードレールとかないんです。
積雪2mとか3mとかの世界だから、あんまり関係ないのかも。

冬にも一度行ったことがありますが、雪がホントすごい量。
寒さも厳しい。

でもその分、人のこころがあったかくなるのね。

ドイツパンて、保存性に優れるから、1週間くらい普通に食べられるようです。
便利ですね^^。

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