October 26, 2011

星とたんぽぽ

 青いお空のそこふかく、
 海の小石のそのように
 夜がくるまでしずんでる、
 昼のお星はめにみえぬ。
    見えぬけれどもあるんだよ、
    見えぬものでもあるんだよ。

 ちってすがれたたんぽぽの、
 かわらのすきに、だァまって、
 春のくるまでかくれてる、
 つよいその根はめにみえぬ。
    見えぬけれどもあるんだよ、
    見えぬものでもあるんだよ。




困難は、苦しむためではなく、
困難は、解決するためにあるの。

友人の姪。
白血病で8才で亡くなった女の子の遺した言葉だそうですが。


明日、死ぬ運命なのにそれでもなお、困難が訪れるとするなら、
魂は、永遠なのだと思う。

悲しいことや、苦しいこと。
その困難を乗り越えていくことで、魂はその根を深く張るのだから。
きっとその成長する魂は、どこまでも続くのだと思うの。


いつ消えてしまうか、分からない私たちだからこそ。
しっかりではなく、楽しく幸せに生きて良いのだと思う。

みんな、誰もが幸せになって良い。

自分が愉快と思う生き方をして、それが人の幸せに繋がるものなら、
それが何より尊いのだと思うのです。


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この記事へのコメント

1. Posted by aji   October 26, 2011 13:23
いつもありがとうございます。
初めて投稿させていただきます。
すごくいい詩ですね。感激いたしました。
2~3日はいい気分ですごせそうです。
ありがとうございました。
2. Posted by 。   October 26, 2011 18:35
金子みすずさんの詩には、
月の光にも似た芯の強さがありますね。

泥に咲く蓮のように凛とした美しさと、
たんぽぽのような無邪気さと・・・。

以前、たまさまだったかが、
伊那谷の老子を引いてらっしゃいましたが、
あぁ、この表現、この言葉の選び・・・と、
琴線に触れるような感動を覚える時、
言霊は、本当に在るのだと感じます。

我は在って、在るものなり。
A(はじまり)であり、Z(おわり)である。

人それぞれ、信じる神は違えど、
人知を超えた何かを
畏れ、敬い、有り難く思うその気持ちに
変わりはないんだと思います。

何を書いても、
その根底にそれが感じられると、
受けとめられる気がします。

「考えるな、感じろ!」
↑誰かにとっては、この方も神様。ふふふ
3. Posted by fujitamanegi   October 27, 2011 09:25
皆が幸せになっていい。そう思います。
が、どうも自分だけは除外されるような気がしています。幸せになれない、というか、なるはずがないというか。
一時期こんな私でも幸せになることを願うことができるんだ、と思いましたが、どうもそうではないようでして。
逆に今は「幸せになることはない」と思うことで、何とか現状に耐えているような感じです。
正直辛い状況を当たり前のものとして受け止めることだけが、今の私にとっての先に進むためのエネルギーになるようで。

何が幸せなんだろうね。思い通りにことが進むことだけが幸せではないと思うけど。
4. Posted by tairaku   October 27, 2011 11:13
まぁ、ぼちぼちね。
5. Posted by papa   October 27, 2011 22:36
ajiさん、こんばんは。

星とタンポポは、金子みすゞさんの作られた詩です。
彼女の「みんなちがって、みんないい」も好きですけど、
この詩の暖かさがしみるんですよね。
6. Posted by papa   October 27, 2011 22:41
>月の光にも似た芯の強さ

本当に。
それは彼女の生き方そのものなのでしょうね。

優しい音の選び方です。

7. Posted by papa   October 27, 2011 23:07
fujitamaさん。

僕も、むこう1週間。
かなり地獄を見てきました。

でも、だからこそ。
人は、誰もが幸せであって良いと思います。

詩人の金子みすゞさんの人生も、
端から見ればろくなものじゃないかもしれません。

放蕩の夫に詩作を禁じられ、淋病をうつされて、
愛しい子を守るため、26歳で服毒自殺しています。

そういう時代だったのでしょうね。

不幸を比べて、「あなたはまだ恵まれている」といった励ましをする人もいますが。
そういった考え方を、僕は好きではありません。

だって、大小なんて関係ないもの。
今、はりさけそうなくらい心が辛い。
その気持ちは、確かにここにあり、僕を苦しめているのですから。

幸せも、不幸も、誰かと比べることで計るものではなかったのだと思います。
そういう幸せの計り方もありますが、そんな生き方、疲れちゃうもの。

自分が、幸せと思うなら、幸せになれます。
それは、日常、ありふれた場所に見つかると思うの。

たとえば、僕にとっては。
「おいしい」が、幸せ。

僕は美味しいものを食べることが好き。
お茶をゆっくり飲む時間も好きです。
僕の料理を食べる子供たちの笑顔も好き。

そんな時間を、こころから愛しています。

だから、美味しいものを作るためになら、
どんな苦労も苦にならないほど。
だって、楽しくて仕方ないのだから。
8. Posted by papa   October 27, 2011 23:19
人それぞれ、いろんな幸せがあると思うです。

遊びから帰った子供の目をのぞき込んで、
今日、何をしたの?と聞く時間。
冒険だったかもしれないし、ケンカしたかもしれないし。

そういった、あたりまえの日常も、僕にとっては、幸せだったりするし。
こころの焦点をどこに当てるか。
幸せになるって、
それだけのことだと思うの。

金子みすゞさん、不幸せだと思いますか?

そんなこと、彼女に聞かなきゃ分からない。
そうかも。
放蕩の夫や、残酷な運命に焦点を当てれば、彼女は不幸です。

でもね。
僕は、幸せだったと思う。

ちいさな一人娘を心から愛した彼女の512編の詩は、美しく、あたたかい。
今でもなお、私たちのこころに響きます。

詩を書く時間が、彼女のささやかな幸せだったと思うの。



人の運命は、ときに気まぐれで、残酷です。

それでも、誰もが幸せであって良いと僕は思う。
優しい時間を過ごす権利があるのです。
9. Posted by papa   October 27, 2011 23:23
>まぁ、ぼちぼちね。

師匠、慰めてくださるんですか(笑)。
頑張ります。

うん、顔晴るですね。
10. Posted by たかの   October 28, 2011 13:11
こんにちは。

パパさんがどんな地獄を見ていらしたか、私は想像するしかありませんが、その地獄を見た同じ目で、日々の生活の中で(まさしく青い空を飛ぶ青い鳥を見るように)幸せも見ていらっしゃるとわかり、安堵すると同時にまたまた、生きる勇気をいただいた様な気持ちになりました。

ありがとうございます。
11. Posted by 。   October 28, 2011 13:36
どんなにやさしく、
美しい詩(ことば)でも、
絶望や孤独に
共感してしまってはダメね。

傷つくことで、
人を傷つけてしまうこともありますもの。

愛し、愛されること、
自分の存在を肯定すること、
他の存在も肯定すること、
この世界で、
私たちが抱くことのできる感覚はすべて、
否定ではなく、
肯定のためにあるのだと
思いたいですわねぇ。

細胞レベルでの
アポトーシスと、
精神レベルでの
アポトーシスと・・・
どちらも、結局は
“眠り”なんですね。

抱えきれないほどの悩みは、
夢の世界に置き去りにして、
現実(うつつ)には、
いい夢だけを持って帰りましょうよ。

人の自然治癒力は、
心にもきっと備わっていると
思いますもの。

持ってるものは、使わなくっちゃね!
12. Posted by papa   October 28, 2011 16:16
たかのさん。
僕に敬語は、もったいないです。
そんなに、偉くないし。

感謝の気持ちが、大切だとは分かっていても、辛いとき、それに感謝するのは難しいもの。
こんな、正論並べちゃうことが、誰かを傷つけてしまうかもしれません。

幸せって、簡単で難しいですね。
13. Posted by papa   October 29, 2011 06:35
もさん。

人間関係でも、薬でも、全てのことに関して、
「抑制する」という考え方は、物事の根本を解決出来ないと感じます。
今、がまんして、症状が治まって、とりあえずの形を繕っても、
根本がそのままそこにある限り、何度でも繰り返すし、
より大きなマイナスになって、帰ってきます。

ただ、それは分かっていても、迷うんですよ。
信念を持って押し通すことも、エゴになるような気がして。
14. Posted by 。   October 29, 2011 15:24
あなたは、きっと、やさし過ぎるのよ。

やさしいから、
相手のことを考えすぎて、
やさしいから、
言葉を選び過ぎて、

そして、やさしいから、
我慢し過ぎてしまうのね。

でも、時には、
弱さを見せたっていいんじゃないかしら?
と、おばば的には思うわけです。

人が他の生きものの命なしには
決して生きられないように、
人が人と関わりながら生きていく上で、
孤高の存在になんてなれやしないと思うの。

第一、つまんないし、そういう人。

やさしさもまた、
学び取っていくものだとしたら、
人にあげるためには、きっと、
誰かから、やさしさをもらってるはず。
もといっ、もらわなきゃいけないはず!

私は、自分から喧嘩を売った覚えは
一度もないにも関わらず、
なぜか人を怒らせてしまう達人なので、
でもって、売られた喧嘩は、
律儀に買ってしまう体質なので、
こういうこと言っても、
いまいち、説得力に欠けるのですけど・・・

ま、ぽちぼちいきません?(;^_^A

(師匠、すみません。)
15. Posted by 。   October 29, 2011 16:36
追記

息子が1才くらいの頃、
よだれでひどいカブレを起こして、
お布団に寝かせると、ひどくなるので、
一日中抱っこしたままで、
何ヵ月もまともに寝かせてもらえなくて、
でも、医者に行くと即ステロイドだし・・・
ガーゼの手袋はかせて、
根菜のおじやを手作りして、
よもぎ湯に入れて、
よだれがひどいのは今だけなんだ、
歯が生えちゃえば、自然におさまるんだ、と、
歯を食い縛って必死にがんばって・・・
でも、周囲からは、
「医者にも連れて行かないなんて、
親の役目を果たしてないじゃないか」
と、責められ通しでしたわ。

でも、薬は絶対使いたくないって
ずっと意地張ってましたっけ。

そんな時に、
眠りの大切さについて聞かされましたの。

細胞のメンテナンスは、
夜眠っている間に行われる。
成長ホルモンも、眠っている間に分泌される。

薬の副作用も確かに恐いが、
眠れない日が続くこともまた、
子供にとっては、非常にリスクが大きいのだと。

結局、1ヵ月ステロイドを使いました。
お医者さまに、うるさく聞いたせいで、
看護婦さんににらまれて、
色々嫌がらせを受けましたが。(;^_^A

一番弱いのを、さらに薄く塗って、
押さえ込むのではなく、
我慢できる程度に抑えるで・・・。

眠れるようになると、本当に
肌の状態もよくなっていきました。

ただ、よだれが止まってからも、
ステロイドを塗った部分だけは、
何度かカブレをぶり返し、
完全に良くなったのは、
1年8ヵ月を過ぎてからのことでした。

今だに、あの選択は正しかったのかどうか
時々悩みます。

人は、パラレルの世界を想像はできても、
確信は持てませんものねぇ。
16. Posted by komomo   October 29, 2011 17:49
はじめまして。
素敵なレシピに魅かれてときどき読ませて頂いています。
私の定点観測地にしておりました。
さいきんふっと予感がして、覗いて見れば…。

大変おこがましい事だと思いますが、「人生という城は純白のレンガだけでは完成しない」たまには黒や茶色のレンガも選んで積んでもよいかと。
純粋さは時に諸刀の剣です。
papaさんご一家に平穏なときがすみやかに訪れることを、心よりお祈りいたします。

どうぞ奥様をお大事に…。
17. Posted by IKU   October 29, 2011 23:51
数ヶ月前にこちらのブログにたどり着き
過去にさかのぼって読ませていただくうちに
暖かい文章のファンになりました。

良い方向へむかってくれる事を願っています。
一言だけ書きたくてコメントさせていただきました。



18. Posted by tairaku   October 31, 2011 13:48
皆が店待ってるで!

でも、ぼちぼちな!

嫁、早く良くなるといいね!
19. Posted by papa   November 01, 2011 06:47
年内のオープンを諦めました。
建築の本も料理の本も全部しまってしまおうと思います。
それがあると、焦ってしまうので。

お手伝いして下さったかたや、お待ち下さっている方には、
大変申し訳なく思っています。

ぼちぼちやりますね。
20. Posted by papa   November 01, 2011 12:15
fujitamaさんへ。
しあわせになるいうことは、かならずしも愉快に生きるいうことでは、なかったのだと思いました。
本文の表現では、言葉が足りなくて、今、苦しい人を傷つけてしまうかもしれないです。

運命というものがあると、僕は信じています。

抗う生き方もありますが、それを活かすということも、できると思うのです。
たぶん、それがしあわせのかたちかもしれない。

そういうふうに思いました。

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