July 05, 2010

自然農薬1号(スギナ×酢)

ゴーヤをプランターに植えて、「緑のカーテン」を作ってみた。
でも、葉っぱの下の方が黄色くなってきたような。

タイトル













自然現象らしい。
上の葉っぱにエネルギーを送るために、下の葉っぱの栄養を吸い取るらしいのね。

うん、植物も大変なのだろう。


しかし。

なんか、おかしい。

きいろ










栄養分が吸い取られるとき、葉脈から黄色くなるはずなのに。
葉脈は緑。
葉の表面に、黄色い斑点が出来て、
それが他の葉に、どんどん広がっていく。

感染してる?

えーと、先生の本によると、このケースは「ベト病」。
糸状菌が原因で起こる伝染病。
早めに駆除しないと、全体に広がり枯死する。

うわー、ピンチじゃないですか。

梅雨のような湿度の多い状態が、原因らしい。
うん、沖縄の植物だもんね。

削除










病葉を摘出。
全体の1/6程度。少し対応が遅かった。
ごめんね。

ダメージは大きいが、残った葉でまだカバーできる。
再発を防ぐためには、なにか手を打たないと。

しかし、ケミカルなものは使いたくない。
インターネットで、いろいろ情報の破片を集めるなか、
【自然農薬】という言葉に行き会った。
これ使えそうだ。

そして、遂に。
2日間という長い年月の研究の成果「対ベト病 新兵器」が、開発されたのだ。

ぼとる










自然農薬1号である。
なんか、パッとしないな。

でも、100%ナチュラル。
『ホーステール煮出し抽出液』に『米酢』を配合したエッセンス。
植物を引き締め、糸状菌を防除する効果があります。

スギナ










「ホーステール」。
といえば、聞こえが良いが『スギナ』である。
確かに、「馬のしっぽ」みたい。

ゴボウみたいな根っこで増えるから駆除しづらい雑草で、
農業やる人から見れば、かなり嫌われ者です。

でも、化粧品にもなるし、健康のためにお茶にして飲む人も多い。
スギナは、ほうれん草の155倍のカルシウムと、
15倍の鉄分を含むスーパーハーブなのね。

材料から、説明します。


【材料】

スギナ     50g
水       500ml
 +
米酢      10ml

50g










スギナ50gで、こんなものである。
やせた土地に多く生える。
材料は、ほとんどタダみたいなもの。


【作り方】

1)材料を用意する。

刻む










鍋に2cm位の長さに刻んだスギナと、水を合わせる。
中火にかけ、沸いたら弱火に落とし、5分間煮ます。
(たくさん作るときは、最初から強火でガンガンいって下さい。)

にあがり










煮上がり。
そのまま自然に冷まします。

2)漉す

自然に冷ました状態の「スギナ煮出し抽出液」。

さます










漉して、スギナを取り除きます。
わずかに、青く色づいた液体。
スギナの有効成分がしっかり抽出されています。

こす










ここに、10ml(1/50濃度)の米酢を加えます。

キャベツや、白菜。ブロッコリーのようなガッチリ系の野菜には、
濃いめの20ml(1/25濃度)にしても良いです。

これで完成です。
簡単ですね。

スプレー










スプレーに移し替えて、葉の全体に噴射します。
ベト病の菌は、葉の裏側にいるので念入りに。
うん、良くかけとこ。

完了











なんか、気持ちよくなったのか、翌朝、花が咲いてました。
これで、とりあえず安心かな。

経過、よーく、観察していこうと思います。



 実践される方のための『自然農薬1号データ』

【スギナ抽出液の効用について】

ケイ酸・カルシウム・サポニンを多く含み、その抽出液は糸状菌が原因で起こる
「ウドンコ病」「灰色カビ病」「ベト病」「サビ病」の各ケースに有効である。
スギナの胞子茎である『つくし』でも、同様の配合でエッセンスを作ることができ、
スギナのものより効果がある。
煮出すときには、鉄鍋を使わないこと。
琺瑯の鍋がベストだが、ステンレスでも良い。

【散布について】

散布の量は、霧雨がかかった程度。
散布時間は、日没の3時間前が目安。
植物は夜間、葉から水分を出し入れして、自己調整します。
有効成分が葉露と一緒に吸収されやすい。
朝増える糸状菌に対しても、抑止効果が見込めます。
散布は早朝でも良い。
日中散布すると、有効成分の濃度が濃くなりすぎて、葉焼けします。
連続散布するときは、1日2回まで。
次回までは、5~7日間の期間を空けること。

【酢の効用】

希釈した酢は、活力剤としても優れた力を発揮します。
散布すると3日ほどで、葉に艶が出て、緑が濃くなります。
これは、酢が植物の「新陳代謝」を促し、
リン成分がアミノ酸に変わるのを助けるためです。
そのため細胞を強化し、肥料のあげすぎの初期状態にも、効果があるらしい。
(ミニトマトで実験中)。

引き締め効果があり、植物が弱っている時(とくに夏に弱い植物)に与えても良い。
逆に、根菜類に散布すると、冬の寒さへの耐性を高める効果があります。
(その場合、1/25濃度液を使用)。

酢は単体でもカビを抑える殺菌効果を持ち、スギナ抽出液と合わせた場合、
より効果的な防除が可能となります。

また、土に染み込んだ酢は、土中の害虫を追い払い、根を太らせ養分の吸収力を高める効果もあります。

【スギナの知識】

スギナの基礎知識→「杉本春子の薬膳講座 “スギナ”」
ハーブリンス等応用法→「シルキーファーム/有機栽培ファーム」

【免責事項】

病害虫の発生、その他思わぬアクシデントについて責任を負うことが出来ません。
自然農薬は、自己責任においてお試しくださいね。


bluetailhappiness at 13:41│Comments(18)TrackBack(0)clip!父ちゃんの農事記 

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この記事へのコメント

1. Posted by 。   July 05, 2010 14:05
昔、うちで扱ってた商品に、
すぎなクッキーっていうのが、
あったの。

ん・・・と、
スギナのこと、
お調べになったから、
その内、パパさん、
焼くんじゃないかと思って・・・
クッキーとか、
パウンドケーキとか。
2. Posted by Levi   July 05, 2010 15:48
こんにちは

スギナって農家さんや園芸家には嫌われる植物ですが、役に立つんですよね。
農薬として使えるとは知りませんでした。

うどんこ病には重曹のスプレーを使っていますが、スギナの方が効きそう。
今度試してみます。

うちの山茶花はアリがたかって大変でしたが、ワカメの煮汁の効果でアリは居なくなりました。
ワカメは栄養にもなるそうなので一石二鳥でした。
3. Posted by papa   July 05, 2010 16:25
。さん、三日月藻クッキーというのがあります。

かなり衝撃的な食べ物です。
機会がありましたら、是非一度。
4. Posted by papa   July 05, 2010 16:29
こんにちは、Leviさん。
今、2号を開発中です。

重曹スプレーも検討したのですが、使い方を誤ると弊害が起きる可能性があり、少し保留です。

スギナは化粧水で使うと、お肌を美しくするそうです。
そっちは、嫁で研究します。

アブラムシ、新しい駆除方法を聞いてきたのですが、いなくなってしまい試すことが出来ません。
また、来年。
5. Posted by おちゃのじかん   July 06, 2010 08:04
スギナって、身体にいいだけじゃなくて、自然農薬にも使えるなんて、勉強になりました。
パパさんのブログみてると、野菜作りたくなります。何度も、庭で菜園試みては挫折してるんですけどね
6. Posted by papa   July 06, 2010 08:15
まだまだ、始めたばっかりで、
分からないことだらけですけど。

あ、ゴーヤ、3cmくらいのちっこいの出来ました。
早く大きくなーれ。と、毎日楽しいです。
7. Posted by みっこ   July 06, 2010 08:42
なるほど~、さすがpapaさん、すごいです。
我が家も土がやせているので、弱い子は結構病気になったりします。
さっそくスギナを探しに行こう。
といっても、ご近所の田園地帯は大量に除草剤をまかれるので、こわいかな~

風致地区なんで、農道なども綺麗に整備されていますが、きれいには裏があります、とほほ。

あ、今日、まこもの粉末が届きます。
足湯して体内浄化はかります^^
8. Posted by goodtime-masuho   July 06, 2010 09:29
先生!!勉強になりました。
スギナ売るほど生えてます。
ただ、他のも多くて...よーく見ないとわかりません。春先は簡単に見分けられるのですが。
9. Posted by    July 06, 2010 10:01
こんにちは。これはいい情報をありがとうございます。長男が学校から帰って来たら見せます~。うちのベランダにもゴーヤくんがいますが、やっぱり葉が黄色くて。自然発生なのか病気なのか、ちょっと心配になってきました。2個既に収穫して食べて、今3個ぶら下がっているし、花もいっぱい咲いてるので元気は元気なんですが、下半分の葉の具合がよろしくないです。

ゴム銃504連発、これすごいですよね。(笑)長男も既に当然のようにチェック済みでした。「やばすぎ」って言ってました。(笑)
10. Posted by みゆ   July 06, 2010 15:49
スギナ、石鹸にも活躍しますよ♪
スギナ石鹸つくろ~!

相変わらず、すごいなぁ。。。
papaさん。

昨年、我が家でも緑のカーテンしました♪
うちも葉っぱがこんな感じで黄色かったような・・・
そして、できたゴーヤも小ぶりでした。
今年はどうしようかな・・・
11. Posted by papa   July 06, 2010 21:37
みっこさん、こんばんは。

スギナは、山羊たちの大好物でした。
カルシウムが豊富なのね。

いっぱい生えてるんですけどね〜、こっち。
12. Posted by papa   July 06, 2010 21:38
goodtime-masuho さん、こんばんは。

最近、なんのブログだか分からない野放し状態ですけど。
なんのブログでしたっけ?
13. Posted by papa   July 06, 2010 21:42
里さん、こんばんは。

ちなみに、ガトリング銃、売ってる人がいます。

http://www4.ocn.ne.jp/~cedarone/prd2007.htm#LEM0702G

高いですけど。
これ、仕組み機密扱いなんですよね。
14. Posted by papa   July 06, 2010 21:49
みゆさん、こんばんは。

スギナ石けんも面白そうですね。
こないだの金色の入った石けんも見事でした。

どんどん腕を上げていますね〜。

とりあえず、やるか、やらないか考え込むと、僕は長いので、
最近、ぽーんと飛び込んでから考えるようにしています。
ゴーヤーも、そんな感じで。
15. Posted by トロワ   July 14, 2010 13:25
こんにちは。そして、はじめまして。
私のブログにコメントをいただきました、トロワです。
こちらへは、はじめてお邪魔させていただいてます。

自然農薬、とっても興味深いです!
私は家のテラスのプランターで野菜を育てているのですが、防虫のために手作り防虫剤を使っています。

トウガラシとにんにくを粗く刻んだものをお茶パックに詰めて、ホワイトリカーを注いで寝かせたものに、木酢液を加えたものを薄めてスプレーするのですが、いまのところ、効果はありそうです。

ただし、苦戦しているのが、ナス。
今アブラムシにやられていて、悲惨な状況です・・。
この手作り虫よけ剤、虫たちが発生してしまってからではあまり効果を発揮しないようです。
あくまで、「防虫」。

そこで、聞きかじった「アブラムシには牛乳のスプレー」をやってみたのですが、あまり効果がないかも・・・。

ナスの状況をみまもりながら、良い案はないかと思案している日々です。


最後になりましたが、今後ともよろしくお願いします。
papaさんのブログ、とっても共感できます。

16. Posted by papa   July 14, 2010 17:12
アブラムシ、家庭菜園レベルであれば、
輪っかにした粘着テープで一網打尽にすることが出来るそうです。

今からなら、間に合うかも。
結果、教えて下さいね♪
17. Posted by トロワ   July 21, 2010 14:06
うわ~!
輪っかにした粘着テープですね!
やってみます!

結果、お知らせしますね^^

18. Posted by papa   July 21, 2010 18:45
映像無しで、お願いします。うん。

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