May 13, 2013

背番号 22

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僕は、サッカーが嫌いです。

サッカーが楽しいことを、否定はしない。
生まれついて、球技のセンスがゼロだった僕は、
好きにならずに、終わったと云うだけ。


そんな僕がサッカーを見ているのは、
ユウの所属する、サッカーチームの送迎班の白羽の矢に当たったから。

もちろん、見ていても、楽しくない。



22番。

僕の球技音痴スキルと嫁の温厚な性格を受け継いだユウは、
サッカーのプレイヤーには向かない。
全ての点において、この会場にいるほとんどの選手に負けてしまう。

僕にも分かるくらい戦力になっていない。

しかし、彼はそんなこと気づいてないふうで。
そんな、グラウンドの上で手も足も出せない彼を、
とても可哀想だと思ってしまう。

サッカーだから、手を出したら反則なんだけどね^^。


親として。
申し訳無いなと思う。
サッカーが向いていないことを子供に話して、
もっと違うこと、彼が得意な分野に誘導してあげる方が良いのではないかと、
思うこともあります。

でも・・僕はそれをしません。


彼は、僕とは違うのね。
ユウは、ヘタだけど、誰よりもサッカーが好き。
チームが勝って、誰よりも喜ぶのは、ユウです。


勝ち負けは自分のこころが決めるもの。

彼はきっと、僕のようにサッカーを憎まない。
サッカーを通して、たくさんの大切なものを見つけられると思うの。


手首に巻いたミサンガに、
「この紐が切れたら日本代表になれますように」とお願いするユウ。
いや、それは神様的に「お願い」のハードル高すぎるだろと、
こころの中でツッコミを入れることもありますが・・。

彼の可能性を閉ざす選択ではなく、
一緒にボールを蹴る方向で、頑張ってみようと思うのです。


bluetailhappiness at 00:27│Comments(4)TrackBack(0)clip!日々のあわ 

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この記事へのコメント

1. Posted by たろすけ   May 13, 2013 07:16
サッカー!ユウくん、いいじゃないですか。ユウくんはユウくん、是非頑張って続けてほしいですね!タイムリーな話題です。
私は、長男がスイミングをやっているのもあり、サッカーもやりたいと言われても習わせませんでした。私もサッカー興味なかったし(笑)
でもこの春、ワールドカップ元日本代表選手が近所に引っ越してきて、我が家は一変。サッカー観戦に行くようになり、長男はますますサッカーをやりたいと言いながら、その息子とボール蹴り。習わせることになりそうですよ。こんなきっかけ、あるんですね。
2. Posted by touko   May 13, 2013 20:34
ユウくんいいですね。
自分の好きな物を見つけられて。
本人が楽しくて幸せなら、それでいいですよね。
3. Posted by papa   May 13, 2013 21:31
こんばんは、たろすけさん。
ワールドカップ元代表とご近所って、ご縁というのは面白いですね。
僕の住むこの町も、とてもサッカーに熱心です。
子供は少ないけど、サッカー人口が多くって。

僕はマラソンをしていましたが。
走るのが遅い子の場合、体の力を抜くフォームを教えてあげるだけで、ぐんと早くなります。
ちょっとしたコツなんですね。

そういうコツがサッカーにもあるかなと思うのですが。

4. Posted by papa   May 13, 2013 21:34
こんばんは、toukoさん。

サッカーは、送迎で親御さん達はかなりの負担を負うのね。
県内いたる所で、毎週のように試合があるので、
送迎当番になると、ほぼ一日拘束されます。
実際、どの親御さんも大変そうで。
椅子もないから、6時間、ずっと立ちっぱなしだったし。

うーん。
とりあえず、状況が変わらない以上、僕が変わるしかないですね。

今度の送迎当番は、お茶会のセットを持っていこうかな。

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