January 07, 2014
失敗した甘麹のリカバリー方法

オハナでは、「売れ残りごはん」を「甘麹」に再生利用しています。
『もっと美味しい甘麹の作り方【プロ仕様】』
でも。
たまに、失敗もします。
ていうか、失敗した( ↑ )。
もうなんか、どろどろで。甘さも足りません。
昨日。疲れてたときに、仕込んだからなぁ。
発酵不十分。原因は...
1)発酵温度が低かった。
2)麹が古かった。
のどちらか。
普通、ゴミですが。
原価もかかっているし、お米を捨てるのって、なんか悪くて。
今日は、この失敗作をリカバリーします。

このどろどろが、今日の宿題。
ミキサーで回しちゃったのと、回してないのと。
とりあえず混ぜてみた。
どろどろのごはん。
美味しいけど、これ全部、食べるのは無理だな。
よし。

どろどろ 1200g。
薄力粉 350g
強力粉 100g
塩 2g
シナモンパウダー 2g
粉は、ふるわない。
粉を泡立て器でまぜて、ぐるぐる。

どろどろに、レーズン150gをほぐして入れる。
よく混ぜる。

どろどろに粉をどさっと入れ、
練らないように、ざっくり混ぜる。
粉っ気がなくなれば、OKね♪

スタッフ「パパさん、何これ」
パパ「あ、いや。作るの初めてなんだけど。
たしか、こんな感じだったかなと思って」
突き立てられたゴムべらが、
我々の墓標にならないことを祈るばかりである。

手に水をつけて。
直径9cm、厚さ1.2cmくらいのおまんじゅう型に成形。
ハンバーグを作る要領で。

180℃に予熱したオーブンで、20分焼成。
ぐーんと焼いて。

ひっくり返して、230℃で5~10分。
(*僕のオーブンは下火だけなので、下だけ色が付きやすいです)

おかゆぱん。
ぱんと云っても、発酵いらずの捏ねいらず。
「お焼き」に近いかな。

ほのかな甘み。
焼きたても美味しいけど、冷えても旨い。
ひと晩寝かせると、レーズンの甘みが染みて、もっと美味しくなるの。
おやつにも良いかも。
お腹が減ったと、ぶーぶーいう子供たちを
これ1枚で沈黙させるパワーがありそう。

冷凍保存もOKね。
炭火で軽くあぶっても、美味しいだろうなぁ。

結構、旨かったので、売ってみた。
「絶対に失敗しない方法」って、
成功するまで、やめないこと。
失敗を嘆いているほど、人生は長くない。
そして、失敗こそが成功のもと。
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by たま師匠 January 07, 2014 22:21
七転び八起き!
2. Posted by papa January 07, 2014 22:55
七転八倒。
3. Posted by 。 January 10, 2014 22:59
「たま師匠、あけおめ!」
パパポリスが来るっ!

(逃)
パパポリスが来るっ!



4. Posted by papa January 13, 2014 22:45
はーい、ちょっとそこのモスラさん、停まりなさい。
5. Posted by マルのあくび December 14, 2016 11:07

私は玄米ご飯一杯をスープジャーで甘酒にしているので、量は知れているのですが、作ってみたら、うん! 簡単! 結構うまい! なぜべとべと、ねばねばになるかはわかりませんが、気づけば、「また、ねばねばにならないかな~」と思ってしまっている自分がいます。
6. Posted by papa December 18, 2016 07:43
コメントありがとうございます、マルのあくびさん。
ねばねばが好きであれば、もうなんかそれでよいかなと云う気もしますが、水を増やして、さらさらのも美味しいと思います。
発酵が上手く行かない原因は、いくつかあるので(想像を絶する原因も含めて)、そのうちまとめたいと思います。
ねばねばが好きであれば、もうなんかそれでよいかなと云う気もしますが、水を増やして、さらさらのも美味しいと思います。
発酵が上手く行かない原因は、いくつかあるので(想像を絶する原因も含めて)、そのうちまとめたいと思います。