オハナが生まれるまでの物語
April 11, 2011
March 09, 2011
実は、こういうこと
普段と変わらない日常、気がつかないところに、
大きな発見があったりするものです。
たとえば…
前回の記事「ロケーション」から。

こんなところ…とか。

こんなところ。
変わったかたちの雲ですね。
えっ?UFOみたい?
嫌ですね~。
そんなのいるわけ無いじゃないですか(笑)。

なかなか気がついてくれないんだもん。
大きな発見があったりするものです。
たとえば…
前回の記事「ロケーション」から。

こんなところ…とか。

こんなところ。
変わったかたちの雲ですね。
えっ?UFOみたい?
嫌ですね~。
そんなのいるわけ無いじゃないですか(笑)。

なかなか気がついてくれないんだもん。
March 08, 2011
ロケーション
Ohanaの縁側から、天気の良い日は、富士山が見えます。

山岳部でハイホーハイホー。
そんな青春時代を過ごしていた僕は、山が好きです。
お店を作る前に、こういうところを探したいと云って、
紙に書いたもの(コンセプトブック)を最近、読み返す機会がありました。
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山岳部でハイホーハイホー。
そんな青春時代を過ごしていた僕は、山が好きです。
お店を作る前に、こういうところを探したいと云って、
紙に書いたもの(コンセプトブック)を最近、読み返す機会がありました。
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February 20, 2011
古い民家を直して住むということ

お店作りのために、古民家の解体工事をすることになりました。
ここを、ずっと向こうの調理場まで全部、
床を抜いて土間にする計画です。
大工さんと僕で、古い材を一枚ずつ剥がしていきます。
こういう仕事は、初めてです。
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January 19, 2011
ハレルヤ
つなぎを買いました。
これから、しばらくの間、これ着て戦う感じ。

「形から入るの、好きね」
と、嫁に笑われました。
形から入るのは治らないよ。B型だもの。

畳をはがして、床下のなんだかよく分からない沈殿物を掃除しました。
これから、ここを土間に抜いて、お店にします。
大工さんに手伝って貰って、それを自分たちの手でやろうと思うの。
料理人の本分を考えるなら、工務店さんにお金を払って、
家を建てて貰う方が良いのだと思う。
僕は料理をして、そのお金を稼ぐことに集中するのが、本来の話です。
そっちの方が、早いし、たぶん仕上がりも美しい。
それはね・・僕にも分かる。
大工さん、みんな、そう云うし。
でも、僕たちに明日が、必ずやってくるとは限りません。
来年、僕が生きているかどうか、誰にも分かりません。
やりたいこと、やらないで良いのかな。
どうしても、そういう生き方しか出来ない。
不器用は仕方ないよ。B型だもの。
僕が、お店をやろうと、場所を探し始めたとき。
「今日ね、パパさんと奥さんが古い民家のようなところを
掃除している夢を見ました。
ふたりともとても楽しそうで、ああ良かったなぁと思ったんですよ」
友人がそんなことを電話で云いました。
いやさ。
全然、古い家なんて眼中になかったし、
僕、もっとフランスの街中にあるカフェっぽい店やるつもりだったから、
面白いこと云うなぁと思ったんですね。

昼下がりの日だまりの中。
その風景が、今、僕の前にあります。
だから、ここが自分の場所なんだと分かる。
うん。やっぱり人生は、面白い。
これから、しばらくの間、これ着て戦う感じ。

「形から入るの、好きね」
と、嫁に笑われました。
形から入るのは治らないよ。B型だもの。

畳をはがして、床下のなんだかよく分からない沈殿物を掃除しました。
これから、ここを土間に抜いて、お店にします。
大工さんに手伝って貰って、それを自分たちの手でやろうと思うの。
料理人の本分を考えるなら、工務店さんにお金を払って、
家を建てて貰う方が良いのだと思う。
僕は料理をして、そのお金を稼ぐことに集中するのが、本来の話です。
そっちの方が、早いし、たぶん仕上がりも美しい。
それはね・・僕にも分かる。
大工さん、みんな、そう云うし。
でも、僕たちに明日が、必ずやってくるとは限りません。
来年、僕が生きているかどうか、誰にも分かりません。
やりたいこと、やらないで良いのかな。
どうしても、そういう生き方しか出来ない。
不器用は仕方ないよ。B型だもの。
僕が、お店をやろうと、場所を探し始めたとき。
「今日ね、パパさんと奥さんが古い民家のようなところを
掃除している夢を見ました。
ふたりともとても楽しそうで、ああ良かったなぁと思ったんですよ」
友人がそんなことを電話で云いました。
いやさ。
全然、古い家なんて眼中になかったし、
僕、もっとフランスの街中にあるカフェっぽい店やるつもりだったから、
面白いこと云うなぁと思ったんですね。

昼下がりの日だまりの中。
その風景が、今、僕の前にあります。
だから、ここが自分の場所なんだと分かる。
うん。やっぱり人生は、面白い。
December 24, 2010
木を切る人、木を植える人
チェーンソーを使うことを覚えました。
改築中のお店の、荒れ放題だった庭の木を切っています。

高出力でプロも使う「スチール」のチェーンソー。
エンジンをかけると、ガルガル唸って、轟音と共に木を切り倒します。
正直、この機械が苦手です。
僕がガルガル使い始めると、子供は離れていって、遠巻きに見ています。
バリバリ、バリバリ木を切っていきます。
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改築中のお店の、荒れ放題だった庭の木を切っています。

高出力でプロも使う「スチール」のチェーンソー。
エンジンをかけると、ガルガル唸って、轟音と共に木を切り倒します。
正直、この機械が苦手です。
僕がガルガル使い始めると、子供は離れていって、遠巻きに見ています。
バリバリ、バリバリ木を切っていきます。
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November 25, 2010
うまくいかないとき
「うまくいかないとき」がある。
愛車のエンジンの調子が悪く、腰を痛めた。
辛辣なこと云われるし、お店の建築の話が進まないし、嫁とケンカしている。
人生は、神様のボードゲーム。
僕のターンは、これでもかというくらい、うまくいかない。
根性はネバーギブアップでも、腰の痛さには敵わない。
そんな不幸顔の僕を見かけて、
今、お世話になってるフランス料理店のシェフが、僕に云いました。
「ストレスは、水の抵抗みたいなもんだ」
水の抵抗ですか?
「おう。流れに逆らって進もうとするから、疲れるし、無理がある。
流されるってのは、悪いことじゃ無いんだ。」
どこまでも流されるって云うのも。
「波に乗ってるときは、何をやってもうまくいくもんだ。
波が来るまで、じたばたするな。
その時に波が捕まえられるように準備しておけば良いんだ」
そう、じたばたしないで、波を待てば良い。
水の流れの中で力を抜いて、今が、楽しく幸せな気持ちでいられるように。
穏やかな気持ちで、調和している心は、大きい波を引き寄せる。
ぶっきらぼうに話すシェフなりの励まし方が、
僕にはとても嬉しい。
「でもよ、お前、厄年じゃないのか。
前厄とかさ?」
今年『前厄』だったら、来年、僕、絶対死んじゃいますよ。
それに、そろそろ波が来ないとクラゲになりますから。
「そのときは、そのときだろ」
昨日の夜は、久しぶりに家族で食卓を囲みました。
パパ、新開発の餃子を、みんなで取り合う食卓の風景。
ただ幸せ。それが僕の世界の全て。
僕たちの周りには、良いことも、悪いこともいっぱいあるじゃん。
悪い方に目を向ければ、僕は不幸。
良い方に目を向ければ、僕は幸せ。
幸せは、自分の気持ちひとつなんだと、改めて思うのです。
愛車のエンジンの調子が悪く、腰を痛めた。
辛辣なこと云われるし、お店の建築の話が進まないし、嫁とケンカしている。
人生は、神様のボードゲーム。
僕のターンは、これでもかというくらい、うまくいかない。
根性はネバーギブアップでも、腰の痛さには敵わない。
そんな不幸顔の僕を見かけて、
今、お世話になってるフランス料理店のシェフが、僕に云いました。
「ストレスは、水の抵抗みたいなもんだ」
水の抵抗ですか?
「おう。流れに逆らって進もうとするから、疲れるし、無理がある。
流されるってのは、悪いことじゃ無いんだ。」
どこまでも流されるって云うのも。
「波に乗ってるときは、何をやってもうまくいくもんだ。
波が来るまで、じたばたするな。
その時に波が捕まえられるように準備しておけば良いんだ」
そう、じたばたしないで、波を待てば良い。
水の流れの中で力を抜いて、今が、楽しく幸せな気持ちでいられるように。
穏やかな気持ちで、調和している心は、大きい波を引き寄せる。
ぶっきらぼうに話すシェフなりの励まし方が、
僕にはとても嬉しい。
「でもよ、お前、厄年じゃないのか。
前厄とかさ?」
今年『前厄』だったら、来年、僕、絶対死んじゃいますよ。
それに、そろそろ波が来ないとクラゲになりますから。
「そのときは、そのときだろ」
昨日の夜は、久しぶりに家族で食卓を囲みました。
パパ、新開発の餃子を、みんなで取り合う食卓の風景。
ただ幸せ。それが僕の世界の全て。
僕たちの周りには、良いことも、悪いこともいっぱいあるじゃん。
悪い方に目を向ければ、僕は不幸。
良い方に目を向ければ、僕は幸せ。
幸せは、自分の気持ちひとつなんだと、改めて思うのです。