May 2011
May 29, 2011
マクロビパパの事件簿 第1話
「材料よしっ、調理器具よしっ!」
愛車“空飛ぶキッチン号”のトランクを覗き込みながら、パパは、満足げに微笑んだ。
パパは、プロの料理人だ。
今は、知り合いの店を手伝ったり、単発のカフェを開いたりの毎日だが、
いつかは、自分の店を持ちたいと願っている。
時には、今日みたいに料理教室の出前を引き受けることもある。
マクロビオティック・・・聞きなれない名前だよね。
玄米菜食、何それ?ほんとに、美味しいの?栄養偏らない?
病気が治るって、ホント?なんで、お砂糖や牛乳や卵がダメなの?
えー、お肉もダメ?それで、どうやって、お料理すればいいの?
・・・パパも、最初はそうだった。
ある日、人参君に話しかけられるまでは。続きを読む
愛車“空飛ぶキッチン号”のトランクを覗き込みながら、パパは、満足げに微笑んだ。
パパは、プロの料理人だ。
今は、知り合いの店を手伝ったり、単発のカフェを開いたりの毎日だが、
いつかは、自分の店を持ちたいと願っている。
時には、今日みたいに料理教室の出前を引き受けることもある。
マクロビオティック・・・聞きなれない名前だよね。
玄米菜食、何それ?ほんとに、美味しいの?栄養偏らない?
病気が治るって、ホント?なんで、お砂糖や牛乳や卵がダメなの?
えー、お肉もダメ?それで、どうやって、お料理すればいいの?
・・・パパも、最初はそうだった。
ある日、人参君に話しかけられるまでは。続きを読む
May 23, 2011
2歩進む
友人がお店を東京に移転するという。
山梨でも、繁盛してたのに、もったいないじゃん・・と思いつつ、すぐ電話。
厨房機器とかさ。なんかいらないのない?
「とりあえず、全部要らない。
欲しいのあったら、安く譲るよ」
ほら。ダメ元でも、聞いてみるもの。
虎穴に入らずんば、虎児を得ずなのだ。
だって。
大きくて、分厚いステンレスの素敵なレンジフード。
これ、普通に買うとめちゃ高いもの。
続きを読む
山梨でも、繁盛してたのに、もったいないじゃん・・と思いつつ、すぐ電話。
厨房機器とかさ。なんかいらないのない?
「とりあえず、全部要らない。
欲しいのあったら、安く譲るよ」
ほら。ダメ元でも、聞いてみるもの。
虎穴に入らずんば、虎児を得ずなのだ。
だって。
大きくて、分厚いステンレスの素敵なレンジフード。
これ、普通に買うとめちゃ高いもの。
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May 20, 2011
価値のないもの
水道屋さんの引っ越しの手伝いに行ったとき、
庭先に置いてあった、ガラクタ。
製麺する古い道具なんだけど。
すごい錆びてるし、20年くらい前の麺がこびりついてるし。
ちょっと触ると、手が錆で赤くなる。
「要らない」云うから、もらってきた。
休みの日には、金属ブラシ買って来て、庭でゴシゴシが日課。
嫁の視線は冷たいけど、貰っちゃったんだから仕方無いじゃん。
古いものが好きなのは、昔からだし。
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ロケットストーブ作り ヒートベンチの設計
ロケットストーブに接続する「ヒートベンチ」を設計しています。
通常の薪ストーブって、空気を暖めることで、間接的に人間を暖房するけど、
ロケットストーブは、ヒートベンチのような「蓄熱ユニット」を暖めて、
ダイレクトに人間を暖める。
生み出した熱を、一度、蓄えてから、じんわり暖める。
ホッカイロのような暖房なのね。
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May 17, 2011
伝統文化を伝えていくこと
ここのところ、一年ほど。
「あさぎ」というチームに所属して、
「伝統文化を伝える」をテーマに活動してみました。
「魔法のホウキ」とか、「桐の箪笥」とか、そういう記事も書きましたね。
でも、どちらも確かに古いもので、素晴らしい「伝統」ではあるのですが、
武家の文化、限られた人たちのものでした。
じゃあ、「伝統文化」って、何でしょう?
未来の豊かさを考えるとき、その答はずっと過去にあると、僕は思うのです。
「伝統文化」という名前で、僕たちが受け継いできたもの。
古い時代を、豊かに暮らすために重ねてきた、
先人たちの『知恵の結晶』と思うの。
受け継ぐということは、その形を変えていくことだと思う。
その知恵が、いつまでも受け継がれ、私たちの暮らしを彩るように。
「あさぎ」というチームに所属して、
「伝統文化を伝える」をテーマに活動してみました。
「魔法のホウキ」とか、「桐の箪笥」とか、そういう記事も書きましたね。
でも、どちらも確かに古いもので、素晴らしい「伝統」ではあるのですが、
武家の文化、限られた人たちのものでした。
じゃあ、「伝統文化」って、何でしょう?
未来の豊かさを考えるとき、その答はずっと過去にあると、僕は思うのです。
「伝統文化」という名前で、僕たちが受け継いできたもの。
古い時代を、豊かに暮らすために重ねてきた、
先人たちの『知恵の結晶』と思うの。
受け継ぐということは、その形を変えていくことだと思う。
その知恵が、いつまでも受け継がれ、私たちの暮らしを彩るように。
May 16, 2011
石のビオトープ
先日、完成した石垣に、いろんな生き物が住み始めました。
夏は、涼しく、冬暖かい。
小さな生き物には、人気のマンション物件です。
101号室は、細ヘビさん。
ぴょろりとした可愛い子ですが、
昼は、顔を出しません。
キッチンの床下で、冬眠中だったところ、
石垣に転居してもらいました。
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