ＢＬＵＥＴＡＩＬ　ＨＡＰＰＩＮＥＳＳ

もう奮闘記じゃなかったんだっけ。
うーん、やってることがそんなに変わらないような気もする。

今回は、３匹のこぶたで、レンガワークです。
すでに数十本のレンガを真っ二つに割りましたので、
大地がレンガ色になってます。

働けば、働くほど、散らかっていくような気もするなぁ。




真ん中に窪みがあるタイプ。
これ、素人でも上手に積めます。
おすすめレンガ。

本当は、このまま積んじゃえば良かったんだけど。




並べた時に、しっくりこなかった。
どーしても、ちょっとだけ曲線にしたかったの。

あ、じゃあ、半分に切れば良いんじゃない。




レンガの切断には、グラインダーという道具を使います。

ダイヤモンドカッターという石を切るための最高級ブレード。
この刃の形状のものが、使いやすいです。

高速で、精密にシュパッと切るの。




自由自在にレンガを切ることを覚えて、
悪い癖が始まった。

鬼の凝り性。
縦に長く、内角をやや細めに削って。




まあるく。
モルタル（セメント：細砂、１：３）で固めます。

よしよし。




積み始めて、しばらくしてから大変な事をはじめちゃったことに気がついた。

これ、『全部』切るのだ。
うーん。




レンガワーク初心者で、こんな計画、立てちゃったけど。

本当に出来るのか？
出来ないんじゃないの、こんなの。

不確定な未来をあれこれ考え始めると、足が止まっちゃう。
不安や恐れって、根拠のないものだと思う。

でもね。
出来るよ。
だって子供の頃、毎日『できるかな』でノッポさん、見てたもの。

どーせ根拠がないなら、道を進むための「自信」も根拠がなくて良いじゃん。




昼も。





夜も。
こぶたはレンガを積む。


レンガワークは技術的には難しくない。
ただひたすらの根気で、誠実に仕事を続けていくこと。
それが全てだと思う。

レンガで家を建てることが出来る根性があるなら、
もうオオカミになんて負けない。




壁際に沿って、大きくゆるいアール（曲線）。
レンガを半分に切ったものなら、この曲線が自由に作れるの。





穴あきレンガだと、一日に４～６段積んでも平気。

モルタルで汚れた部分を丁寧に掃除しながら、
どんどんバリバリ積むことが出来ます。




ロケットストーブの廻りを美しいアールでぐるりと。

よく見ると、へたくそなレンガワークだけど、
それがアンティークレンガだと、素敵な味になりました。





完成。
Ohanaのストーブ室。


世界最高のロケットストーブを作りたい。
そして、それは少しずつ形になりつつあります。